救護施設 慈照園

社会福祉法人 遠州仏教積善会

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背景

慈照園からのお知らせ

11月19日、浜松市立西小学校の「西の子音楽会」に招待していただきました。
慈照園の利用者5名、職員2名で参加しました。
子どもたちの器楽演奏、合唱、さらに英語の歌、お芝居的なパフォーマンス、どれも一人ひとりの子どもが輝けるように工夫されていました。先生方の、曲に合わせたマイケルジャクソン、体操選手、ブルゾンちえみなどの扮装も楽しい雰囲気を盛り上げていました。
参加された利用者は「歌がとてもきれいだった」「金管バンドがよかった」と感想をもたれました。
子どもたちの一生懸命さに感動した一日でした。

11月7日、浜松市内の救護施設5施設が浜北グリーンアリーナに集まり、スポーツ大会が開催されました。
慈照園はグラウンドゴルフで第1位、リレーで第2位と好成績を収め、総合優勝を果たしました。ここ数年
は優勝できず悔しい思いをしてきただけに、普段おとなしいHさんは、「久しぶりのトロフィーだね」と、
喜んでいました。
   優勝 慈照園(270点)  準優勝 入野園(260点)  第三位 清風寮(240点)

個人表彰 男性Aさん グラウンドゴルフ1位  
        女性Bさん グラウンドゴルフ1位
     女性Cさん グラウンドゴルフ2位
     女性Dさん              輪投げ  1位
     女性Eさん              輪投げ  2位

 10月23日 職員研修を行いました。
講師は、浜松市発達相談支援センター ルピロ 内山 敏 所長です。
テーマは、発達障害と近縁の精神障害―利用者が慈照園にたどり着くまで―
内容は以下のようなものです。
●ルピロとは
発達障害に関連する相談・普及啓発・機関連携を行っている
ルピロの機能 発達障害の相談・発達障害の疑いの相談・専門機関へのつなぎ・機関連携・発達アセスメントを行っている
発達障害の診断・治療・検査などは行っていない
●障害の分類
発達障害はどこにふくまれるか
発達障害の診断
●事例紹介
発達障害は生まれながらの脳機能障害で、病気とは違うもの
二次的に生じる苦痛の方が大きく、より複雑
●知的障害
●主観的苦痛を形づくる特性
言葉・コミュニケーションの問題
注意集中力・行動制御の問題
身体機能の発達の問題
感覚異常(過敏・鈍麻)
●支援の考え方
元々機能が欠如しているか、あっても脆弱で機能不全の状態
➡社会参加を促す支援はハビリテーション(合理的配慮)
①あらわれ
②能力
③困り感
④当面の対応・対策の計画
⑤計画のリファイン
●あらわれの理解と対応のエッセンス
自分勝手な行動、対人交流が独特
しばしばパニックをおこす
特定のこだわりがある
●今後の支援
本人が抱えている課題
親やまわりの人間が抱えている課題
とりまく環境 などの相互作用を考える
●愛着障害について
精神障害に分類される「発達障害」の特徴と支援にあたっての原則を、非常にわかりやすく話していただきました。
発達障害は生まれながらのもので、むしろ二次的な苦痛の方が大きいこと、知的障害とのかねあいがあると、同じことを何度もくりかえすこと、いかに社会参加を促すかが重要であるか、ということを理解できました。

9月24日(日)近くの佐鳴湖に利用者4名職員2名でハゼつりに行きました。
朝10時すぎに到着し、「エサにさわれない~」などと言いながら、なんとかしかけをセットして釣り糸を垂らしました。
すると、Tさんの玉ウキがピクピク、スーッと沈み込み、さっそくハゼを釣り上げました。一人釣れると、続けてみんなのさおに当たりがきました。

Oさんには小さいコトヒキがかかりました。OYさんは大きなハゼを釣り上げました。

昼食を食べ、もう1時間。そろそろ帰ろうというときにKさんが20センチくらいのキビレをゲット!
<この日の釣果>
トップ賞:Tさん ハゼ4匹 大物賞:Kさん キビレ 大ハゼ賞:OYさん コトヒキ賞:Oさん3匹
正味2時間の釣行としてはよい成績でした。
高校生たちがボートの練習をし、周囲にはジョギングを楽しむ大勢のランナーたちがいるなか、楽しい一日でした。

大きなハゼがつれました

コトヒキもつれた!

キビレが釣れた!

9月23日(土)、近くの浜松市西小学校グラウンドをお借りして、西山園・入野園連合チームと交流試合を行いました。
 今年5月の静岡県救護施設親睦ソフトボール大会が雨で中止となってしまったため、うずうずしていた選手たちの要望に応えて、西山園・入野園様にお願いをして実現した対戦です。
昨年もいいところまで勝ち進みながら天候不良で中止でしたので、ちょっと慢心があったのかもしれません。初回から連打で3点を奪われ、相手も打球の速さに目がさめました。
2回以降、2点ずつ返していきましたが、相手の打撃力においつかず、残念ながら17対10で敗戦となりました。
しかし、ファーストで難しい送球を好捕したYさん、キャプテンとしてみんなをひっぱったセカンドKさん、ショートで活躍したMさん、ホームランを打ったサードOさん、大飛球をキャッチしたライトのOさん、打撃で活躍したOさん、俊足で何度も二塁打コースを止めたレフトKさん、そしてDHでバッティングや代走に活躍したTさん、Hさん、Oさん、Kさん、一人で 投げぬいたピッチャーのTさん、縁の下の力持ちでチームを支えてくれたキャッチャーのTさん、皆さん頑張りました。
また応援をしてくれた皆さん、ありがとうございました。楽しく秋の一日を過ごすことができました。来年のソフトボール大会に向けてがんばりましょう!

 

さあプレイボール!

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救護施設 / 精神障害者 / 地域移行 / 自立生活 / 継続支援
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