救護施設 慈照園

社会福祉法人 遠州仏教積善会

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慈照園からのお知らせ

2017.07.25|職員研修

6月23日 記念講演 アンサンブルの会

6月23日 記念講演 「自立・ノーマライゼーション アンサンブルの会」
講師 理事長 小椋 年男 様
<アンサンブルの会の活動>
生活支援事業 16のグループホーム 定員計132名 
日中支援事業 就労移行、就労継続B、生活介護サービス 120名
居宅介護事業
その他 福祉事業 相談支援事業、移動支援事業
第6回日本でいちばん大切にしたい企業 実行委員長賞 受賞
アンサンブルの会ホームページ
<講演の内容>
ご自身の娘さんが知的障害があり、親として娘の将来を考えてきた。養護学校高等部の時に、卒業したあとのことを考えなければならない。そこからグループホーム建設にいきついた。
障害者福祉のことは何もわからない、一人の親としてスタートした。
最初に共同作業所をつくった。
次に生活の場としてグループホームが必要になった。
今の夢は福祉農園をつくること。
親はいつまでもめんどうをみていられない。障害者が、障害があっても、生きがいのある人生を、自立して、仲間とともに町のなかで生きていける方法を模索した。
自立と社会参加をしてほしい。
そのためには経済的基盤がしっかりしないとできない。
その基盤をつくる、これが自分たちのやってきたことのすべて。
社会参加とは、働くこと、仕事をすること。それが自己実現になる。
自分が何をやっているか、わかる仕事。
仕事の意義がわかるようにしたい。
そして社会の実際のニーズとむすびつくようにしたい。
グループホームもいかにも施設らしいものはいやだった。おしゃれで、あんなところで生活したいな、と思えるような外観と内装。
職員にもできるかぎりの給与と待遇をしている。よい労働条件から職員の定着と強い職業意識が生まれる。 残業なども極力させない。
地域との適度な距離が大切。
地方に住んでいることのメリットがある。自然に生かされている。現在の規模は全部あわせると10万㎡。これは東京ドーム2つ以上の広さだ。自然がある、自然のもつすばらしい包容力に生かされてきたと考えている。都会ではこんなことはできない。
子どもたちも、働きながら驚くべき変化をとげていく。
働く場をつくり、グループホームをつくり、いっしょうけんめい製品をつくってきた。ヒノキ畳というものを考え、つくり、特許をとった。中国への販売をすすめている。
結局、人間にとって大切なものは3つだ。
定まった住まい、定まった仕事、それを自力で営むこと
  これは障害者だけでなく、だれにでもあてはまることの原理。
<感想>>br/> 経験から理念を練り上げてきたことがうかがわれる、すばらしい講演でした。
ニーズを的確にキャッチし、そのニーズに応えてこられたのだとわかりました。

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アンサンブルの会

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キーワード
救護施設 / 精神障害者 / 地域移行 / 自立生活 / 継続支援
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